こんにちは。繁盛物件物語の青柳です。久々にコラムを書きます! 本日はキッチンカーによる移動販売のポイントです。補助金などを使って購入された方も多いのではないでしょうか?
移動販売のメリット
コロナウイルスの影響で、店舗への来客が減ってしまったお店が多いとのお話を伺います。そんな中で、流行当初よりテイクアウトやデリバリーなどによる販売機会の拡大が注目されていますね。キッチンカーによる移動販売を導入することで、テイクアウト営業を店舗以外でもできるようになるのは大きな魅力です!
また、移動販売車は自ら人が集まりそうな場所に出向いて営業ができます。例えば、繁華街への人出が少ないときも、スーパーやショッピングモールなどに出店することで、今までとはまた違う客層に売り込みをすることができるでしょう。
ミニマムな人数で営業できる点と軽減税率8%で営業できるなど、テイクアウト自体の利点もそのままです。
営業許可
キッチンカーで移動販売を行うためには、飲食店営業許可や喫茶店営業許可などに加え、キッチンカー自体で定められた施設基準を満たし、 食品移動営業車 の許可を受ける必要があります。
松本保健所のページに詳細がありました↓ (※各管轄によって規定が違う可能性もございますのでご注意ください。) https://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/kenko/shokuhin/shokuhin/shokuhin/kuruma.html
営業場所の許可
次に、問題の営業場所です。公道での営業も、道路使用許可を取ることで営業自体は可能ですが、これは大規模なお祭りでの出店などに限られるようです。 その他に営業場所として考えられるのは
・駅前広場 ・ショッピングモール/スーパー/ホームセンター ・公園 ・(今は少ないですが)イベント会場
上記での営業は、基本的にその施設の所有者さんにお話をしてOKがもらえれば営業できます。駅前広場などの場合はJRさんなどですね。
売上獲得のために...
キッチンカーは立地に制限されず、うまく売上が取れない場所であれば移動ができ、初期投資も少なく済むので店舗の新規開店に比べればリスクが少ないです。 しかし、どこでも簡単に営業できるわけでなく、先日のように所有者さんとの調整が必要だったり、近頃新しくキッチンカーを始められる方も多いです。なので、スタートする前に「どこで営業しようかな」と場所のあたりをつけたり、競合店から差別化するための戦略などを練っておく必要がありそうです。
下記のような視点がpointになります。
- 商品とキッチンカーの見た目、デザインに競争力があるか
- ターゲットとなる”顧客像”を想定し、その顧客に売り込むためには、「どこで」「いつ」「何を」売ればいいのか検討する
- 上記内容を考えた後、実際その場所に赴き、想定している時間帯にターゲットに該当しそうな人の流れがあるのか確認する
- 他に営業車がいない場合は特に、その場所で実際に営業できるのか、出店難易度はどうか確認する
上記ポイントと、原価や人件費を考慮した上で、短時間で採算が取れるモデルを考える必要があります。
最後に
お店のキッチンカーの前で足を止めてもらうための大切なもの...商品の匂いや元気な挨拶、そして、車のデザインとPOPやA看板、のぼりもとっても重要になってくると思います。 WORKS-ZEROでは、店舗の設計だけにとどまらず、グラフィックデザイン専門の部隊を設け、販促のお手伝いをしております。キッチンカーのデザインや各種宣伝物も対応可能ですので、もし出店をご検討の方はぜひ一度ご相談ください。
ご連絡お待ちしております。
記事/(株)WORKS-ZERO 企画室 青柳 お問い合わせ/WORKS-ZERO すわOFFICE 0266-26-0130