「街」をもっと繁栄させていくためには。お店の賑わいを創出するためにはどうすればよいのか。
この問いに対する答えを求めて、繁盛物件物語を運営するWORKS-ZEROが今年携わらせていただいた案件の一つをご紹介します。
このプロジェクトは1年半ほど前に松本駅前のビルオーナーより相談受けたことから始まりました。松本駅前で所有している建物の1階のかなり広い区画が今度空く予定なので、新しいテナントを誘致してほしいとの内容でした。
夜の松本駅前の人の流れは、駅を降りて北側の公園通りと呼ばれるエリアへと向かう流れが大半を占めています。ご相談いただいた物件は駅降りて南側、百貨店やビジネスホテルが多いエリアでした。しかし、駅から歩いて2分程度。絶好のロケーションだと感じ、ぜひお手伝いさせてください!とお話し、プロジェクトがスタートしました。

スタートしてからは様々な業態候補を考えましたが、辿り着いたのは【横丁】でした。 一言に横丁といっても、ただ飲食店を集めただけでは成功しません。
にぎわいの創出のために、
・どんな業態を入れてどんな魅力を創るか。
・ 1店舗あたりの坪数はどの程度が適当か。
・ 採算が取れるためにはスタッフ何人でオペレーションすれば良いか。
・最も大切な事は横丁の意義 など、ブランディングの視点は様々ありますが、不動産的観点から考えると「どうやって人の流れをつくるか」が重要になってきます。
今回の物件は、元々人の流れとしては強くない場所ですが、人の流れが多い場所に近いという強みがありました。

継続的な繁盛店にするためには様々な要素が必要となりますが、 開業後の集客=人の流れを作る には外装デザインが最も効果を発揮します。
これは、今回の横丁のファサードデザインです!インパクト抜群で、開店前から多くの方が足を止めて下さる様子が見受けられました。
物件の場所や業態によって効果的な施策は異なりますが、私たちはそれぞれの物件の強みを引き出し、さらに大きくする工夫を長年手掛けて来ました。それと同時にどんなポイントが「強み」になるのか、というノウハウがあります。
ZERO不動産では、そんなノウハウを生かした物件探しのお手伝いを行っています。