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物件のご紹介

カテゴリ:プロジェクト



 


 


 


明科駅まで徒歩6分



今回ご紹介する町家は安曇野明科にあります。

安曇野の北東側に位置し、明科を流れる犀川に隣接した公園 龍門渕公園とあやめ公園が徒歩2分のところにあります。

春には園内を埋め尽くす桜が満開となり、6月には長野県下随一という1505万株のアヤメが見ごろを迎え、残雪の北アルプスの風景に美しいコントラストを見せます。夏にはカヌーの大会や花火大会も行われ賑わいます。

そんな自然あふれるこのまちに物件はあります。



                       物件の間取り




物件にまつわる物語



こちらは今から100年以上も前から続く歴史ある建物です。1度大火で全焼してしまいましたが、自分たちで山から木を切りだし再建しましたというオーナーご夫妻。『建物の前の道は国道19号線が開く前は明科地域のメイン通りでした。今のように既製品の衣類なんてない時代、着物に使う生地や呉服をメインに扱い、お塩やお米を計り売りする、町のなんでも屋さんでした』暮れやお正月は特に賑わい、住み込みで働く人もいて沢山の人が手伝いにきていたといいます。当時、地域の人々にはここは必要不可欠な場所でした。

 オーナーのお母様は『もう昔は大家族だったからさ、おじいちゃん、おばあちゃんとか、父母、おばさんたちもいたよね。まだお嫁に行かない父の妹もいたし、住み込みで働いている人もいてね、なんでもね、やってくれたり、あたしの子守りもやってくれたりとか』働いてる従業員の人が、本当の家族と同じようにここで暮らしていたといいます。

 時代が変わり、19号線が開いてお店は移ったのですがこの場所は倉庫として使ったり、 商品の値付けをしたり、通りは寂れてきましたが、お店が移ったあともずっと大事な場所として使われていました。

         


 




1世紀を超えた今も、この建物は代々続く商い場として、そして家族の部として大事に使われている歴史ある建物で、昔の名残りを随所に感じます。

 オーナーご夫妻は『別の場所で暮らし仕事をしていたとしても、子供たちへは自分の生まれ育った場所として残してほしい。そして、まだまだ明科で商売やってる人たちも大勢おられる、新しい人も入って頑張ってやっている。ここも代々商売をやっていた場所だし、何かしらできると思っている。人が集まり、かつての賑わいを地域にもたらせればと思っている』

 

古いものをただ壊して新しく建てるのではなく、歴史ある建物に魅力を感じ、この形を維持しつつも、新しい目線でいいところを取り入れて建物を大事に使って頂ける方に借りて頂きたいですね



                     


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                                                                                1F・A区画

                                                                                明科町家

                            

                            1F・B区画

                          【商談中】明科町家



                                                                                  2F・C区画

                                                                                  明科町家









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