こんにちは!繁盛物件不動産の青柳です。
最近カフェめぐりにはまっています。松本にはたくさんのカフェがあるので、毎週日曜日に違うお店に行って、コーヒーとスイーツを楽しんでいます。
最近は暖かくなってきたので外でコーヒー飲むのもいいですね。おすすめのカフェあったら是非教えていただきたいです♪
さて本日は「居抜き物件」について少し解説したいと思います。
居抜き物件とは?
居抜き物件とは、基本的には前のお店が営業していたそのままの状態で借りる、ということです。程度は様々なのですが、きれいにお掃除がしてあって厨房機器も家具類、食器などもすべて残っている場合もあれば、何年も前に閉店したまま放置された状態、という場合もあります。
店舗を開業される方は「居抜き物件」借りたい!という方がとても多いです。なぜでしょうか?それは、初期投資が抑えたいからです。
特に新規開業の場合は初期投資を抑えてスモールスタートすることはとっても大切です。
一方で、居抜き物件なら初期費用が必ず抑えられて、順調にOPENができるのか、というと、そういう訳でもないのです。注意するべき点がいくつかあるのでご紹介いたします。
居抜き物件で注意すべき点
居抜き物件を検討する際に一番考えていただきたいことは、残置されている物や造作が「自分のお店で本当に使える/使いたいかどうか」という点です。
例えば同じ飲食店でも、スタッフの動きが違えば動線は変わりますし、厨房機器も必要なものやサイズ、スペックが全く異なります。使えるのであれば大きなアドバンテージになりますし、逆に使わないものが有れば、撤去処分費がその分かかってしまいます。残っている物の中で何がどのくらい使えるかと冷静に考えるのはとても重要なことです。
加えて、不要な残置物は大家さんが撤去してくれる場合もたまにありますので、念のため不動産屋さんに確認しておきましょう。
次にお伝えしたいのは、居抜き物件は「閉店してしまったお店」であることを意識することです。移転などポジティブな意味での閉店ももちろんありますが、うまく行かず閉店というケースもあります。入れ替わりが激しい場所であれば、その原因を分析して対策を講じなければなりません。また、繁盛して手狭になっての移転でも、自分のお店も繁盛すれば手狭になって再度別の場所で新たに投資をしないといけないということです。
上手に”居抜き”を生かしましょう
こういったマイナス点を払拭するためには、しっかり改装する箇所は行い、イメージを一新させ、自分のお店の魅力を来た人に伝わるよう工夫することです。
お店にかけるお金は消費ではなく投資です。効果的に変える部分は変えていきましょう!
また、そのお店で何年くらいやっていきたいのか?を考えて、物件を決めることも必要です。ずっとやっていきたいのであれば、必要十分な大きさであるか今一度確認しましょう。
色々とマイナスなことを書いてしまいましたが、もちろんメリットもたくさんです!設備費は節約ができる可能性が大きいですし、人気店の後に入ると、それだけでも多くの人が注目します。大切なのは、せっかくの居抜き物件ですので、残っているものを使う・生かすということを前向きに考えることです。実際に具体的な計画を立てると、新品にしたい気持ちや自分の当初計画に寄せたい気持ちが出てきますが、変えなくても使えるものはぜひフル活用していきましょう!
内覧の段階でプロに見てもらうのも一つです。すべてが分かるわけではないですが、その物件のメリット、デメリットをより理解することができます。繁盛物件不動産にもお店づくりのプロがいますので、ぜひご相談ください。
今日はここまでです。少しでも参考になれば幸いです♪