こんにちは!繁盛物件不動産の青柳です。
先日、WORKS-ZEROとしてブランディングブック「お店をつくる前に読む本」を制作しました。
(出店のご相談いただいた方に、無料でお渡ししています♩)
この中に、施工会社選びの参考になればとの思いから、「ゼネコン」「店舗屋」「ひとり親方」など色んな建築業者の得意・不得意をまとめているページがあります。
実はこれ、不動産会社も同じなんです。仲介に強い会社、売買に強い会社、管理に強い会社など様々で、さらに土地に強い、住宅に強い、店舗物件に強いといった色分けがあったりします。
今日は、「店舗物件の取り扱い」という視点から見た不動産会社の特徴についてまとめてみたいと思います。
<不動産会社の種類>
店舗用賃貸の取り扱いがある不動産会社は、主に4つのタイプに分類できるかと思います。
1)大手不動産
大型ビル、娯楽施設、商業施設内にある店舗物件を扱っています。大手チェーンであったり、話題のお店・業態で無ければ情報をもらうことは難しいのではないでしょうか。こういうタイプの会社は地方にはなく、東京や大阪などの大都市にあります。
2)賃貸専門の不動産チェーン
メイン業務は賃貸アパート・マンション仲介であることが多いですが、店舗物件の情報も紹介していただけます。内覧対や契約時なども非常にスムーズで対応も良い会社さんが多いです。ただ、店舗物件の取り扱いはメイン業務ではないので、不安な点や確認事項は入居者さん側でもしっかり確認していく必要があります。
3)地域密着型の不動産業者
古くからある街の不動産屋さんで、地域に密着しています。長くその地域で営業をしているため、地元の信頼も厚くそのエリア内の地主さんともつながりが強い場合が多いです。WEBなど公には載っていない様な掘り出し情報をもらえる可能性があります。ただ、扱っている情報数は限られています。
4)店舗メインの不動産業者
こちらも地方ではかなり数が限られています。店舗物件をメインに扱う業者で、店舗の物件であれば広い地域にわたって物件を扱っています。店舗の業界事情に詳しく、独自の情報入手ルートをもっていたりします。都会などでは、マンションの一室などに事務所を構え、一人でフリーに近い形で活動する人もいるので、不動産業者として発見しづらいこともあるようです。
<まとめ>
店舗専門の業者は、周辺の出店店舗の事情にも詳しい会社が多いです。最近人気の業態や、自分のお店におすすめのエリアなども聞いてみると良いかもしれないですね。また、店舗ならではの注意点にも詳しい場合があります。
例えば…
①居抜きの場合 造作譲渡金はかかるのか
②電気水道の容量
③どれくらい改装をしていいのか、看板を出していいのか・・・etc
どれもお店を出すなら絶対にチェックしておくべき事項です。
ちなみに私たち繁盛物件不動産は店舗専門に加え、「店舗の設計デザイン会社」が運営している不動産屋さんです。出店に関するノウハウには自信があります!
探し始めたばかりの方はもちろん、色々な会社回ってみたけど中々決まらない・・・という方もぜひ一度ご相談くださいね。