こんにちは!繁盛物件不動産の青柳です。
最近、毎日のようにたくさんの会員登録をいただいております。皆様、ありがとうございます!
近々、店舗や店舗・医院の併用住宅に適した土地情報も強化して公開する予定ですので、お楽しみに。
さてさて、約1ヶ月にも及ぶ飲食店への営業時間短縮の要請が出ていましたが、いよいよ12日が近づき、終わりが見えて来ましたね。
また延長・・・なんてことは考えたくもないので、今日は営業再開に向けて、ガイドラインとして発表されている客席の間隔に関する指針を改めて確認できる記事にできればと思っております。
◇ちなみに普段は広さに対してどれくらいの席が取れるの?
これは実際、物件の形や業態によります。何で業態によるの?かというと、
①席の間隔と②必要な厨房の広さ が業態によって異なるからです。
①席の間隔
これは、例えば横丁などの業態では、隣の人と肩が当たるくらいの狭さ(コロナ前は)の場合もありますが、高級フレンチなどは席やテーブルもゆったりしていて、尚且つ席の間隔も広めに空いていますよね。基準としては狭めで1坪あたり2.5~2.7席、ゆったりの場合は1坪あたり1席程度と言われています
②必要な厨房の広さ
例えば、一番厨房がコンパクトでも良いのがカフェやバーなどです。調理がパンケーキ・サンドなどや簡単なおつまみだけで、ドリンクがメインですよね。大体面積に対する厨房の広さは10~20%くらいでしょうか。次に、平均的な厨房のボリュームなのは、居酒屋、イタリアンなど洋食、中華などでしょうか。この場合は厨房の比率は20~35%くらいだと思います。最後に、一番ヘビーなのはファミレスやステーキ屋さんなどだそうです!
ちなみに、テイクアウトの形式ではありますが、パンやケーキ屋さんは厨房関係が結構ヘビーなので、資金計画の段階から注意が必要です。
◇コロナ禍の席配置について
さて、ここからはガイドラインで示されている内容を紹介していきます!
テーブル席の場合、席と席の間隔を1m以上離すようにした方がいいとの事です。また、他のグループとは、テーブルの配置を工夫するなどして、真横や真後ろという事ではなく、ななめなどに配置するのが望ましいとされているようです。
カウンター席の場合は、適度は距離を確保するか、パーティションを設置するのが望ましいようです。
でもこれって、15坪や20坪のお店で厳守するのはかなり客席数を減らさないと厳しいですよね。
その場合はパーティションなどでの対応でも大丈夫なようです。
パーティションはワークスゼロでもご案内ができるので、追加でお求めの方はご相談くださいね。
◇コロナ禍で開業する方へ
このように、ガイドラインに沿った配置をする場合は、通常の想定よりかなり席数が限られてしまいます。
席数は、お客様の数、ひいては売上高に直結します!
なので、開業にあたり資金計画をされ場合、最初の数ヶ月などは席数の制限をしなくてはならない可能性もありますので、席をコロナ対応にした場合の売上がどんな感じかも想定して、心構えをされておくのがいいかもしれませんね。
弊社でも事業計画や資金シミュレーションのお手伝いを行っておりますので、これから創業の方、2号店3号店出店にあたり計画を練り直したい方など、ぜひご相談くださいね。
ではまた!