こんにちは、繁盛物件不動産の青柳です。
お盆休みが迫ってきましたね。弊社ではお盆前の面談で、会社からお中元がもらえるんです!
今年はすごくおいしそうなフルーツのコンポートでした。冷やして食べるのが楽しみです♩
さて今日は開業前の資金準備流れについて簡単にご説明させていただきます。
物件を決める前に、資金の段取りをしておくことは非常に大切です。
不動産は全てが1点ものなので、気に入った物件を逃してしまうと、取り返しがつきません。
なので、決めたい物件が出てきたら、すぐに「買付」という形で買いたい意思を書面で大家さんに示すことになります。そこから契約までのスケジュールはかなりタイトなので、ゆっくり金融機関を比較検討する時間がないのです。
また、いったいいくら借りられるのか不透明な状態よりも、しっかり使える上限を知った上で「いくらかけるか」決めて物件探しをしていただく方が、絶対に楽しい物件探しになると思います。
繁盛物件不動産では物件の紹介だけでなく、そういったサポートもさせて頂いております。
◆新規開業でテナントを借りる場合の流れ
ざっくりですが
①お店を出す市町村の商工会議所で相談
②金融機関で相談し、借り入れをする銀行を決定
③事業計画書、収支計画書を作成
④審査
⑤決済 という流れになります。
どんな融資をうけるのかといいますと、新規開業で融資を受ける方の多くが制度資金と呼ばれるものを使われます。市町村や、県、国それぞれが独自の制度資金を用意していますので、
すでにお付き合いがある銀行や近くの銀行などいくつか相談しに行き、どの制度資金を使うのがいいのか?相談してみましょう。
それぞれに特徴があるので借入したい金額などにもよって、合うものがあるかと思います。
中でも市や県の制度資金は利子補給の補助金を受けられる場合があるのでおすすめです。
また、審査から決済までは余裕をもってスケジュールを立てることが必要です。
融資をうけるにあたり、通常の住宅ローンなどの場合は収入や借り入れ状況からの個人の与信を鑑みて、融資額や可否が決定します。しかし、制度資金の場合は住宅ローンと同様の要件に加え、創業計画書と収支計画書を作成し、長野県の信用保証協会に見ていただき、面談も行います。そうして事業内容の将来性や現実性も含めて判断されるということになります。
ここの審査は銀行⇔保証協会のやりとりだけでも2~3週間かかるので、承知しておくことが必要です。
なので流れとしては、物件探しをしようかな?と思うと同時に、商工会議所に一度相談に行きましょう。そして、物件情報を繁盛物件不動産で集めながら、内覧に行く前に事業計画書や収支計画書を作っておくことをおすすめします。
事業計画書の書き方やOPEN後の資金フローなどのシミュレーションもできますので、お気軽にご相談ください。
また店舗併用住宅の場合も別途ここのコラムにかければと思います。
皆さんよい夏休みを!