札幌つなぐ横丁の話～番外編～｜長野市・松本市近隣でテナント・事業用物件を探すならZERO不動産へ

こんにちは！WORKS-ZEROの青柳です。たまに、店舗設計の方で進行中の物件もご紹介したいと思います！

松本から始まった横丁プロジェクト

昨年の3月、松本駅前に「松本つなぐ横丁」が誕生しました。個性あふれるお店が軒を連ね、信州のお酒と美味しいものはもちろん、九州や沖縄などの郷土料理も味わえる県内最大級のネオ横丁です。

↑こんな感じです。各お店を飲み歩くのも楽しいですし、ここにしかないグルメなどもあるので、まだ行ったことがない方はぜひトライしてみてくださいね。個人的なオススメですが、地元の方で初の場合平日が落ち着いていて行きやすいかもです。ちょい飲みもしやすいので。

この松本つなぐ横丁をデザインした時、私たちは他の居酒屋にはない横丁らしい魅力の演出というものにこだわりました。日本全国の横丁に赴いて勉強し、内外装から席の間隔に至るまで検証を重ねるのはもちろん、横丁らしい人とのふれあいが感じられる空間づくりを追求しました。オープン後、たちまち盛況になり、当初の計画通り他の地方都市にも出店していこう！という話になりました。そこで次の出店地として決定したのが「札幌」でした。

9月に説明会を現地で行うと、たくさんの方が参加してくださり、魅力的な出店者の皆さんが集まりました。現在公開している出店者さんは、・十勝北海道　肉とワイン一心・タコとハイボール・やきとり番長　札幌つなぐ横丁店・魚屋スタンドしはち　などなど,,,計15店舗が出店します！

計画中に新型コロナウイルスが流行

しかし、出店者様決定からここまでくる間に、予想だにしなかったトラブルが発生しました。新型コロナウイルスの流行です。

松本つなぐ横丁は甚大な影響を受け、一時期は施設全体を休業するという事態に追い込まれました。大型の飲食店なだけに、もしクラスターなどが発生してしまうと、松本という街自体に大きな影響を与えてしまうだろうとの配慮からです。

こういった影響を受けたのは、札幌つなぐ横丁への出店を予定してくださっていた飲食店の皆様も例外ではなく、人気店ばかりの顔ぶれではありますが、非常に苦しい状況が続いた時期もあったかと思います。運営陣の皆さんも本当にこのまま計画を進めるべきなのか悩みました。しかし、すでに計画は進んでいて、工事には着手してしまっている状況。苦しい状況だけど、コロナに負けず、街の人が笑顔になれる場所をつくりたい。そんな思いで再出発し、ここまで計画を進めてこられたのではと思います。

(松本つなぐ横丁も、感染防止対策の体制を整え、再始動しています。元々広々とした空間ではあるので、より換気がしっかりされるよう整備し、除菌・消毒も徹底しています。その結果、少しずつお客様戻ってきてくださっている状況です。)