こんにちは。繁盛物件物語の青柳です。本日は、ニュースなどでも話題の”レジ袋有料化”について調べてみました。
箸休め的にお読みいただければ幸いです。
何で義務化されるの?
環境への配慮が多くの場面で叫ばれている昨今、「何で?」と思う人も少ないかもしれません。プラスチック製のレジ袋は非常に便利で、いろんな場面で大量に使用されています。しかし、だからこそ環境に多大な影響を与えています。
まず、再利用等はできない素材でできているため、際限なく生産・利用をしてしまうと資源の無駄遣いとなってしまいます。また、海洋プラスチックゴミ問題の解決や地球温暖化の抑制なども大きな目的だそうです。普段から各種メディアでも、海洋プラスチックゴミ問題などを取り上げていますが、海洋の生き物に大きな被害が広がっていて、かなり痛々しい映像などを目にしますよね。
そんなこともあって、スーパーでの買い物の際にマイバックを持参したり、”心がけ”はしているつもりなのですが、中々ちょっとした買い物にマイバックを持参したりという”徹底”はできないという人も多いのではないでしょうか。やはり、心がけではなく、習慣として自然にできることに変えていかなければならないタイミングが来たのかなぁと感じます。
具体的な内容は?
持ち帰り袋が何でもかんでも禁止されるという事ではなく、どんな場合に対象になるかが定められているようです。
対象者:小売りを行う事業者であること
主な事業が小売りでなくても、小売を行う場合は対象になります。なお、フリーマーケットなど、事業でない場合は対象外です。
対象物:プラスチック製でレジ袋
①プラスチック製
②持ち手 がある
③内容物が商品
④自体ができる
上記4点を満たすものが対象になります。
経済産業省の作成している図が分かりやすいので貼っておきます↓
経済産業省 ガイドラインより
※例外となるプラスチック製レジ袋
また、下記3つに該当するものは例外として定められています。
①プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のもの
→繰り返し使用が可能であることから、プラスチック製買物袋の過剰な使用抑制に寄与するためです。
②海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの
→微生物によって海洋で分解されるプラスチック製買物袋は、海洋プラスチックごみ問題対策に寄与するためです。
③バイオマス素材の配合率が25%以上のもの
→植物由来がCO2総量を変えない素材であり、地球温暖化対策に寄与するためです
まとめ
飲食店のテイクアウトでも対象になるため、大手チェーンの各社も対策を始めています。県内のお店の皆様も、テイクアウトの提供が増えているお店の方が多いかと思います。ぜひ、風合いのある紙袋をうまく利用したり、お客様にアナウンスをしてマイバックを促したりしていきたいものです。
参考までに、経済産業省の方で配布している広報物のリンクを貼っておきます!
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html#about
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