こんにちは。繁盛物件物語の青柳です。巷では感染症が流行していますね。
新型ウイルスだけでなく、風邪や胃腸炎なども流行っているようですので、人が集まる場所では感染症の拡大防止に気を付けたいですね。
さて、今回は路面店と空中テナントそれぞれのメリットについてご紹介したいと思います。
出店をする際、2階以上の空中階や地下のテナントよりも、「路面店」のほうがいい!と思っている方が多いと思います。
路面店とは文字通り道路に面している1階の店舗のことを指し、都内の一等地などでは殆どの路面店が高級・有名ブランドや老舗店で埋まっています。
これらの物件は、費用的にも非常に高価であったり、もしくは昔からそのお店のオーナーが所有している土地であることが推測できます。
そもそも「路面店」のメリットは何なのでしょうか?
路面店のメリット
やはり最大の魅力は”認知されやすい”ことです。
歩きでも車移動でも、1階の店舗は必ず視界に入り、新しいお店はもちろん素敵なお店は目に留まり、印象に残ります。
また、中の様子も伺いやすいということも、”ちょっと時間があるからどこかに入ろうかな”という人が入りやすく感じる要因に成り得るでしょう。、
逆に空中階の店舗は、そのお店のことを知っていないとなかなかふらっと寄るには、敷居が高いと感じる人も多いのではないでしょうか。
他には、家族連れや高年齢のお客様も集客しやすいという点もメリットです。
物理的に入店しやすいということはもちろん、中にどんな人がいるのかや今の様子、
例えば・・・”子供連れがいっぱいいる”や、”お客様が出てきて少し店内が落ち着いている””ゆったり座れそうな席がある”など、
入るきっかけになるポイントが目で見てわかるので、家族連れやお年寄りは路面店を利用する方が多いといわれています。
また、お店づくりにおいてもサインやファサードだけではなく、インテリアや観葉植物など店内に置いたものや、飲食店様であればオープンキッチンの魅せる演出、店内の賑わいなどが
集客にも効果的に働いてきます。サインに関しても工夫できる範囲が広がるので、お店づくりをする上でも様々な要素を盛り込みやすいという事がいえます。
2階以上のテナントってどうなの?
一方で、2階以上や地下のテナントでも”繁盛店”というのは多く存在します。
これは長野県のような地方に関しても例外ではなく、”路面店以外はNG”というように囚われる必要はないかと思います。
この理由としては、インターネットが普及しお店の情報や評判をいつでもどこでも気軽に調べるようになったことが大きいと思います。
特にヘアサロン様などに関しては、目に留まったところを調べて予約することはあっても、ふらっと入るというシチュエーションはかなり少なくなってきているのではないでしょうか。
飲食店様に関しても、事前にラーメンなら美味しいラーメン店を調べたり評判で聞いたお店に行くということが多くなってきていると思います。
加えて”2階以上のテナントならではのメリット”もあります。
・賃料が路面店に比べて割安である
・テナントの競争率が低く、比較的良い立地が空いていたり、空き期間が長い場合などは特に、家賃交渉に応じてくれる場合も。
・路面の喧騒から離れる事ができるので、人や交通量が多い道沿いでもカップルや落ち着いて過ごしたい友人連れをターゲットとした落ち着いたお店がつくりやすい。
ターゲットや資金計画を練った上で、路面店を選択することも場合によってはプラスに働くこともあるかと思います。
まとめ
一等地の路面店でもあまりに賃料が高かったり、商品・サービス・空間の問題などで評判を得ることができず
長続きしないお店も多く存在します。一方でナビがなくてはいけない様なへんぴな場所や2階、3階のお店でも超繁盛店や老舗というのは存在します。
大切なのはターゲットの方が来たい・来やすいお店づくりをして、また来たいと思わせる商品・サービス・体験を提供することです。
繁盛物件物語では、お客様のビジョンに合った店舗テナントやスタイルを、約20年長野県に根付いてお店づくりを続けてきたノウハウ・経験に基づいてご提案致します。
松本市・長野市・諏訪などで出店をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。