
新たに店舗を出店するときにあなたは何から始めますか?
物件探し、改装工事、資金計画、材料の調達・仕入れ、働くスタッフの確保、宣伝・広告などやらなくてはならない事はたくさんあります。今回はお店を出店する時に必要な申請について考えて行きたいと思います。
|1.店舗出店時に必要な申請・手続きの全体像
店舗開業の申請は、大きく分けて以下の5つのカテゴリーに整理できます。
①事業・法人に関する手続きーーーーーー開業届、税務・社会保険など
②建物・設備に関する手続きーーーーーー建築確認、用途変更、消防届など
③営業許可・資格に関する手続きーーーーー飲食・美容・小売などの業種別許可
④表示・広告・販売に関する手続きーーー屋外広告、酒類販売、たばこ販売など
⑤その他の関連届出----------労働・音楽著作権など
届け出先もさまざまですね!今回は出店に直接関係の深い②建物・設備に関する手続き、③営業許可・資格に関する手続き、④表示・広告・販売に関する手続きについて詳しくご説明していきます。
|2.建物・設備に関する手続き
①確認申請-----------新築・増改築などがある場合
②用途変更申請ーーーーーーーーー事務所→飲食店などの用途の変更に伴う手続き
③消防署への届け出ーーーーーーー防火管理者、防火対象物使用開始届など
④ガス・電気・推薦回線手続きーー使用開始時に必要
テナントなどの場合①までは必要ない場合がほとんどですが、②の用途変更は必要になるケースがあります。
建物にはそれぞれ用途が決まっています。用途は建築基準法で決められています。用途変更とは建物の全部または一部を別の用途に使うようにする事を言います。
例えば 住宅→カフェ
倉庫→飲食店
などです。用途ごとに安全性の基準が違うため、用途を変更するときには申請が必要になってきます。用途変更の必要な建物の基準は以下になります。
・用途変更する部分の床面積の合計が200㎡を超える
・『特定用途』に該当する用途へ変更する
お考えの建物が用途変更になるのかご相談したい場合はぜひお問合せください!専門の知識が必要です。
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|3.業種別、営業許可・資格関連の主な申請
①飲食店ーーーーーーーー飲食店営業許可・食品衛生責任者資格
②カフェ・バーーーーーー飲食店営業許可+深夜酒類提供営業届け出(22時以降提供の場合)
③美容室・理容室ーーーー美容所(理容所)開設届+管理美容師資格
④小売店ーーーーーーーー酒類販売業免許
⑤たばこ販売店ーーーーー小売販売許可
⑥古物商--------古物商許可
⑦宿泊施設(民泊含)ーー旅館業許可、簡易宿所届出
|4.その他の関連届出
①労働保険関係成立届----労災・雇用保険加入
②BGM利用申請ーーーーーーー店舗で音楽を流す場合
③クレジット決済契約ーーーーキャッシュレス導入
立地の決定前には『用途地域』と『消防要件』を確認しましょう。
保健所・消防署では図面段階で相談すれば、開店直前の手戻りを防げます。
許可申請には1~3週間(業種により異なる)かかるため、スケジュールの把握と早めの行動が必要になってきます。わからない場合はご相談ください!
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