皆さま、こんにちは。ZERO不動産です!
「理想のテナント物件が見つかった!いよいよ夢のお店をオープンするぞ!」
そう意気込む皆さまの前に、最初に立ちはだかる大きな壁……それが「事業計画書の作成」です。
「数字や難しい書類作業は苦手…」「何から書けばいいかわからない」と頭を抱えてしまう方も多いのではないでしょうか?
しかし、事業計画書は単なる「融資(ローン)を通すための書類」ではありません。「あなたのお店が本当に利益を出して走り続けられるか」を試すための最高のシミュレーションツールなのです!
今回は、年間多くのテナント契約をサポートするZERO不動産の視点から、初心者でも書ける事業計画書の基本ステップと、審査をクリアするための重要ポイントをわかりやすく解説します!
1. 事業計画書に入れるべき「5つの基本要素」
事業計画書と聞くと難しく感じますが、構成はシンプルです。主に以下の5つの要素をまとめていきます。
① 創業動機・コンセプト
【内容】
「なぜこのお店を開きたいのか」「どんな強みがあるのか」「ターゲットは誰か」を言語化します。
【ポイント】
あなたの熱い想いだけでなく、「なぜこの立地(テナント)で、このターゲットに向けたお店なのか」という論理的なつながりが重要です。
② 提供する商品・サービスと強み
【内容】
メニューや商品のラインナップ、価格帯、他店にはない差別化ポイント(セールスポイント)を書き出します。
【ポイント】
「〇〇エリアにはない〇〇専門のカフェ」など、競合とどう戦うのか(勝てる理由)を明確にしましょう。
③ 必要な初期費用(初期投資計画)
【内容】
テナントの契約費用(保証金・礼金等)、内装工事費、設備機器代、広告宣伝費、そしてオープン後の運転資金など、開業にかかる全てのお金をリストアップします。
【ポイント】
前回のコラムでお話しした「工事費の概算見積もり」などを活用し、リアルな数字を入れ込むことが信頼性アップのカギです。
④ 資金の調達方法(資金調達計画)
【内容】
③で算出した「必要な初期費用」を、どうやって準備するかを記載します。(自己資金/銀行や日本政策金融公庫からの融資/親族からの借入など)
【ポイント】
「初期費用 = 調達資金」の合計金額がぴったり一致するように計画を立てます。民間銀行や日本政策金融公庫だけでなく、各県や市町村が提供している「新規開業者向けの制度資金(低金利や利子補給などの優遇がある自治体の融資制度)」も非常に有効な選択肢です。ぜひチェックしてみましょう!
⑤ 売上・収支の見通し(収支計画)
【内容】
オープン後、毎月どれくらいの売上が上がり、家賃や人件費、仕入れ代を払って「いくら利益が残るか」を予想した計画表です。
【ポイント】
「平日〇人×単価〇円」「休日〇人×単価〇円」といった具体的な根拠(客単価×客数)から売上を計算します。
※ZERO不動産では、資金計画の際に参考にして頂ける「収支シミュレーション」も無料で行っております!「実際の家賃や固定費を入れるとどうなるか」を具体的にイメージしていただけますので、お気軽にご相談ください。
2. 審査に通る!事業計画書作成「5つの成功ポイント」
銀行や日本政策金融公庫の担当者、そして不動産オーナー(審査時)に「この人になら貸したい!」と思わせるためのプロのコツをお教えします。
融資の審査で非常に重視されるのが「自己資金の額」とその「準備プロセス」です。ただ親から借りてポンと口座に入ったお金よりも、「毎月コツコツ積み立てて準備した預金通帳」のほうが、事業に対する本気度と計画性が高く評価されます。一般的には初期費用の1/3程度の自己資金があると融資が非常にスムーズになります。
開店当初からすぐに目標通りの売上が上がるとは限りません。軌道に乗るまでの数ヶ月間、売上が思うように伸びなくても家賃や人件費、仕入れ代、そして生活費を支払えるよう、「できれば半年間(最低でも3ヶ月分)の運営がまかなえる運転資金」を計画に組み込んで準備しておくと安心です。
事業計画書でやってしまいがちなのが「希望的観測で売上を高く見積もりすぎること」です。審査のプロは「雨の日」「閑散期」なども考慮された厳しい目でチェックします。「満席が続いた場合の売上」だけでなく、「売上が計画の7割程度に落ち込んでも家賃や返済を払っていけるか」という堅実な収支シミュレーションを添えておくと、圧倒的な信頼感に繋がります。
融資を受ける銀行を選ぶ際は、単に金利だけでなく「相談しやすく、自分の事業に対して親身になって動いてくれる担当者がいるかどうか」が非常に重要です。開業後も追加融資や事業の相談などで長く付き合うことになるため、話しやすく頼りになる担当者と出会える銀行をベストなパートナーとして選びましょう。
どれだけ完璧な書類を作っても、最後の決め手になるのはあなた自身の熱意と人柄です。金融機関の担当者も一人の人間です! 面談の際は笑顔とハキハキとした挨拶を忘れず、「この人の夢を応援したい!この人になら喜んでお金を貸したい!」と思わせるような誠実で情熱的な対応を心掛けましょう。
3. ZERO不動産からのアドバイス:プロや専門機関を賢く頼ろう!
事業計画書を作るとき、一番最初につまずくのが「テナントの家賃」や「内装工事費」のリアルな数字がわからないことです。
だからこそ、「物件探しのスタート段階」から私たち不動産会社や内装業者様、税理士様などのプロに相談することをおすすめします!「この立地・坪数なら家賃はこれくらい」「この業態なら工事費はこのくらいかかる」というリアルな数字を早めに把握することで、事業計画書の精度は劇的に上がり、融資の通過率もグッと高まります。
また、「どうしても自分一人では事業計画書の書き方がわからない…」という方は、出店する地域の「商工会議所」へ相談してみるのも大変おすすめです。専門の相談員が書き方の指導やアドバイスを親切に行ってくれます。
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